IOCCC日本語ネタバレ解説 中間報告

変態C言語プログラムコンテストであるIOCCCの全作品を日本語でネタバレ解説するサイトを書いてます。

mame.github.io

年初にIOCCC 1984の解説から書き始めて、先程IOCCC 2000の解説を公開したところです。

数えてみると、ここまで165作品を解説したようです。どれも面白いものばかりですが、その中でも特におすすめの作品を個人的な好みでピックアップ紹介してみました。

Brian Westleyの作品

初期のIOCCCを支えたwestleyの作品群。多彩で超絶技巧で、とにかくすごいです。絶対に見てほしい!ので、まずは彼の作品だけまとめます。 ネタバレ解説を書き始めたのは、すごさのわりにあまり注目されていない彼の作品を紹介したかったのが動機のひとつです。

気楽に楽しめる作品

個人的な好みでwestleyだけ贔屓しましたが、他にも面白いのがたくさんあります。 まずは、コードの形や実行結果がひと目で面白く、気楽に楽しめるものをピックアップ。

地味だけどよく見るとすごい作品

ちょっととっつきにくいけれど、個人的にかなり好きなもの。

縛りプレイな作品

C言語の機能を制約して書かれたプログラム。無意味な超絶技巧にIOCCCらしさを感じられます。

また、C言語ではなくCプリプロセッサで計算をするプログラムも結構あります。

ルールの悪用系の作品

C言語プログラムとは何なのか」を考えさせられる哲学的な作品群。実にIOCCCならではです。

まとめ

20世紀のIOCCCから個人的なおすすめ作品ピックアップでした。 紹介しなかったやつもだいたい面白いので、ぜひ暇な土日などにでも眺めてみてほしいです。

mame.github.io

20世紀のIOCCCは、古いC言語なので、動作確認やパッチ作成がやたら大変でした。 来週からは21世紀のIOCCCのネタバレを書いていきます。 動作確認は楽になりそうですが、そのかわり作品の数や難解さが増えるので、やっぱり大変そう。