最近の Ruby 処理系の話

酒井さんに教えてもらって、第 341 回 PTT に行ってみました。PTT 初参加。とても面白かったです。

4 つの話題がありました。

最近の Ruby 処理系の話

追加された文法とか、ダイエットの話とか。pseudo keyword って知らなかったー。callee 側の定義もあった気がしたけど忘れました。

def foo(h); p h; end
foo(a: 1, b: 2)  #=> {:a=>1, :b=>2}

ちゃんとした並列化

Ruby のスレッドがちゃんと並列実行できるようにしたという話。すごいなー。ただ、複数のスレッドを並列に走らせたいようなプログラムを書くのはまだ先な気がするので、シングルスレッドのプログラムがあんまりにも遅くなったら困るかも。まあ一桁の定数倍くらいならいいけど。あと Bitonic merge sort とか書いてみたい。

浮動小数の高速化

浮動小数を (Fixnum みたいに) 即値にする話。一番面白かったですが、どのくらい使えるものなのかはわからなかった。あと現状の Ruby 1.9 でも、浮動小数がらみの演算は PerlPython より速いらしい。

MVM 化

壮大な話で、何に使える物を目指すのかをこれから考えるとか。