理系の人が間違ってそうな「以上」の定義

理系の人というかぼくが間違ってたことですが。「18 歳以上の方しか購入できません」というと、ちょうど 18 歳の人は買えますよね。
でまあ、それと同じノリで「家事全般を普通以上にできる」というのを解釈すると、「普通くらいの人でもいいんだ」と考えてしまうと思います。ぼくは思いました。
でも、goo 辞書で調べてみると

一(名)
(1)数量・程度などを表す名詞の下に付けて、それより多いこと、また、優れていることを表す。数量を表す用法では、その基準点を含む。
「予想―の好成績」「もうこれ―待てない」「三歳―は有料」
→以下

いじょう ―じやう 1 【以上/▼已上】- goo 辞書

なんですね。つまり程度を表す用法では基準点を含まないと。「家事全般を普通以上にできる」というのは普通くらいの人は reject なんですね。うーん知らなかった。




(この記事を読んで「それは対偶じゃない」と思った人は筋金入りの理系人です)