RubyKaigi 2008 参加

初参加してきました。今更バッジ。

RubyKaigi2008Speaker

自分の発表

初参加ついでに「テストベースコードリーディングのすすめ」というタイトルで初発表しました。コミッタかつスピーカで参加費無料というありがたい身分だったので、それにこたえるべくそれなりにがんばってみたつもりです。楽しんでいただけていたら幸いです。

id:sshi さんに「真面目なのかネタなのかわからなかった」と言われていますが、自分でもわかりません。こんなことを漠然と考えながらやってたという感じ。ただ「僕は『新人は下積みをするもの』だと思う」だけはネタ。というか嘘です。あと「そんな簡単にテストコード書けるもん?」はどうなんでしょうね。実際にやってみて思ったのは、最初にコードを読むだけ読んで理解したつもりになっても、テストを書いてみると思うとおりにカバーされないことが結構あって、動かしてみると理解できてないことに気づくなぁ、ということ。百見は一実行にしかず。と考えると、「テストを書くのが簡単か」というより「テストを書けるくらい理解するのが簡単か」という話で、それはコード次第かなあ。と答えになってなさそうな答え。あと実は僕は id:sshi さんがどなたなのか同定できてないので、そういうことは直接聞いてくれると同定できます。


ついでに「他 LL のカバレッジ」のソースを。全然見当違いとかだったらごめんなさい。

他の人の発表

特に面白かったやつ。

  • 増原先生の発表。この授業を受けてたら人生変わってた人が多いんじゃないでしょうか。どう変わるかは知らないけど。あとで先生と話したところ *1 、授業時間が足りないのもブロックとか教えない理由だそうです。
  • Ruby技術者認定試験模擬問題解説。TRUE とか過去の遺物が未だに残ってるのかー、とか。そんなとこ問うても意味がなさそうなのがとても受験っぽい。
  • 関さんの発表。SmalltalkMVC とかよく知らないのでよくわからないところもあったけど、「書きやすいから/分業のためじゃない」はすばらしい。
  • akr さんの発表。この内容は近いうちに追試してみたい。僕の個人的な経験では「Haskell は禁句」というのも。
  • soutaro さんの発表。typing ruby 。実は初めて聞いた内容。健全性はもうないらしいし、完全性を入れたらほとんど何も保証してくれなさそうなので、コードのスタイルチェッカみたいな形が落としどころかな、と思った。寝ぼけてた。無理に健全性を持たせたらほとんど何も型付けできなくて意味なさそうなので、健全性を保証しないのは多分いい方向で、コードのスタイルチェッカみたいなのをねらうといいと思った。
  • authorNari さんの発表。GC の話。リアルタイム性云々は話には聞いてたけど、ゲームにして見せられて初めて深刻さを実感した感じ。でも GC は専門家がすげー専門家っぽいので、僕は深入りしない。がんばってー。

コミッタ

コミッタになって初めて、先輩コミッタの方々に初めてリアルで会いました (ささださんだけは去年の LL であってるけど) 。どうぞゆるゆるとよろしくお願いします。

*1:増原先生は実は僕の学生時代の指導教官だったりする。