中央線徒歩 (その 3)

土曜日に中央本線を目標地点まで歩きました。東山梨駅から韮崎駅まで。7 時半から 16 時まで。線路の距離で 26.9 km 、歩きの距離で 32.6 km 。

スタート地点が遠くて、時間的にも交通費的にも厳しくなってきました。ホリデーパスを使って少しでも浮かします。
無人駅の東山梨駅から、桃やぶどうの果樹園のあぜ道と住宅街を抜けると山梨市駅。駅舎が綺麗でした。
笛吹川を渡り、さらにごく普通の住宅街を歩くと春日居町駅。駅前に足湯がありました。スルーして次へ。
雁坂みちという別名のある国道 140 号を歩いて、石和温泉駅。ここにも駅前に足湯がありました。こっちの足湯には入ってみた。ほかほか。
さらに国道沿いを歩いて、甲府市に入り、酒折駅。工事中でした。ここまでは甲府盆地を下り、ここから甲府盆地を登る。
しばらく歩くと身延線と合流。身延線善光寺駅と金手駅を通る。JR 東海なのでロゴがオレンジ色でした。Suica 範囲ではないので、再訪の予定は今のところなし。
その後、甲府城跡を通って甲府駅。というか駅が城跡の中にあるみたいですね。駅の南側には武田信玄像。さすが甲斐の国という感じ。ここでごはん。
住宅街を歩いて、甲斐市に入る。甲州市甲府市甲斐市の紛らわしさといい、県庁所在地じゃないのに山梨市といい、山梨県はもっと大局を考えて市名を決めるべきだと思う。
そして竜王駅。変な駅舎。周りは工事中で、人気はあまりなかった。そば屋のおじさんが暇そうで、「駅の撮影スポット教えてあげる」とか言って客引きされた。
ひさびさに国道 20 号に合流。釜無川沿いで、人家はあんまりない。丘を登ると、盆地であることがよくわかる。
そのうち塩崎駅。駅舎がすごくコンビニっぽい。実際昔はコンビニ併設だったようですが、つぶれてました。
県道を緩やかに登って、塩川の塩川橋を渡り、韮崎市入り。しばらく行ってヤマサキで買い食い。韮崎小学校がとても洒落た建物だった。
などと言っているうちに、現在の Suica 区間終端である韮崎駅に到着。wikipedia の写真では結構大きな建物かと思っていたけど、実際はこじんまりしてた。駅前には小さなショッピングセンター 1 つと、あまり人気のない商店街だけ。でも宅地を造成している感じだったので、そのうち大きくなるのかも。
しかし、韮崎駅Suica を使うのはどういう人なんだろう。改札を見ていると、ほとんどのの乗客は切符を使ってた。Suica で出た学生さんが「すげー優越感を感じる」って言ってたのが印象的。


そんな感じで、中央本線はここで終了。Suica 区間が延伸されたらまた来ます。地の果てのように感じていたけど、高尾駅から 3 日 (東京駅から 5 日相当) で到達できるものなんですね。