両毛線徒歩 (後編)

1 年近く沿線歩きの記録を書いてませんでしたが、書いてなかっただけで歩いてはいました。書いてなかった期間の分はサイトを見ればわかります。詳しいことはそのうち書きたいとして、今年の分から再開したいと思います。
2011 年最初の歩きは、2008 年 10 月ぶりに両毛線を歩きました。佐野駅から、終点の小山駅まで。


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佐野駅から出発。両毛線だけは廃駅をたどることにしていて、犬伏駅跡と小野寺駅跡に行く。でも、複線化の影響でそれらしい痕跡は全くわからなかった。
小野寺駅跡の前くらいから岩舟町なんだけれど、この町はここ数年くらい市町村合併でとてももめているらしくて、家ごとに「栃木市に賛成」「合併に反対」という看板を掲げていた。町中でその状況だったので (123) 、部外者としてはとてもきな臭い感じだった。隣家同士で賛成と反対なところもいっぱいあって、どういう結果になっても町中でしこりが残るよなあこれ。とか余計な心配をしてあげた。
町の雰囲気のせいではないだろうけど、岩舟駅は改築したての新しい駅舎のわりに暗くて元気がない印象だった。
大平町に入る町境の標識があったけれど、大平町はすでに栃木市に合併しているので要するに栃木市入り。合併して 1 年近く経つのに変えられてないんだなあ。この手の標識だけは、今まで歩いてきて古いまま放置されていたのは一度も見たことがなかった。カーブミラーとかガードレールとか不法投棄禁止とかに書かれた町名とかはどこでも放置されがちだけれど、
大平下駅は駅前が工事中だった。やや公衆便所っぽい形の小さい駅だった。
この先は郊外型の街な雰囲気になり、それから市街地っぽくなり、栃木駅についた。高架型の大きな駅だった。
駅前のマックで昼ごはんを食べるつもりだったのに、マックが撤退していてがっかりした。30 分ほど進んだところのヤオハンのマックに寄った。
郊外型の街並の県道を進んで、県道から離れて田んぼや畑の中を進んだ。交通量のわりに道が無駄に高規格だった。突き当たりに思川駅跨線橋が完成間近で、北側には抜けられなかったけれど、整備中のロータリーが見えた。駅前なんにもないように見えたけど、使われるんだろうか。
あとは県道に戻って、ひたすら歩いたら突き当たりに小山駅小山駅に来るのもこれが最後になると思う。まあ、東武日光線を歩くのに日光線沿いに泊まるとこ見つからなかったら小山に来るかも知れないけど。