常磐線徒歩 (その 1)

金曜日に常磐線を歩き始めました。取手駅から北千住駅までは常磐緩行線徒歩として歩き済みなので、第一回は取手駅から北上して土浦駅まで。8 時過ぎから 16 時前まで。線路の距離で 26.4 km 、歩きの距離で 30.3 km 。

常磐線自体は日暮里駅から、はるばる宮城県岩沼駅まで行ってしまうのですが、目下のところ Suica 区間の端である福島県いわき駅を目指します。
駅周りだけは栄えている取手駅を出発。坂を上って国道 6 号線に出て、国道沿いをひたすら歩く。結構歩いた気になって、藤代高校前を通ってそろそろ藤代駅かなと思って地図を確認したら半分も来てなかった。駅間が長くていいですね。
6.6 km くらい歩いて藤代駅。まあなんかよくある感じの、やや田舎のでかい駅。北口周辺は少しごちゃごちゃしていて、南口周辺はがらんとしていた。
住宅地を抜けて国道 6 号線に戻り、小貝川を渡る。小貝川というと、水戸線を歩いたときに地図に載ってる橋がなくなっててすごい迂回を強いられた思い出深い川ですが、まあ国道の橋なので普通に渡れました。渡ったところで取手市から龍ヶ崎市になる。
ちょっと行くと佐貫駅。思ってたより大きくて立派な駅だった。関東鉄道はこないだ Suica 範囲になったので、そのうちまた来る。
また国道 6 号線に戻り、ちょっといくと牛久沼が見えた。沼というけど湖みたいに見えた。浅いのかな。そのうち牛久市に入る。6 km くらいひたすら歩いて、そのうち牛久駅。駅周辺だけだけど、思ったより街だった。あと西口に「かっぱ口」という別名がついてた。
住宅地を抜けて、畑や荒地を抜けて、また住宅地を抜けるとひたち野うしく駅。ものすごく立派な駅舎だけど、ものすごく人がいない。さいたま新都心駅をもっと立派にして、人を消した感じ。あととてもでかい西友があった。駅から少し離れたところにある Wendy's でごはん。
また国道 6 号線に戻って、土浦市に入り、しばらく歩いて荒川沖駅。ほぼ 1 年前に殺傷事件が起きた駅ですね。駅なんかふら付いると、こういう事件に巻き込まれないかちょっと不安になる。まあ交通事故にあう可能性の方が何百倍も高そうだけど。駅自体はちょっと古い感じの、なんとなくノスタルジックな駅でした。
一瞬だけ土浦市を出て阿見町に入り、また土浦市に戻って、県道をひた歩く。丘を何個か越えて、7 km くらい歩くと土浦市街に入る。
土浦駅ちょっと前の桜川の橋から、初めて霞ヶ浦を見た。写真を撮ろうとして、なんかデジカメに常に雲がかかっていることに気づく。レンズを拭いても何しても取れないのでゴミが入ったみたい。前から夜に弱いこと (リコー製) がちょっと不満だったので、この日は土浦駅で終わってデジカメを買うことに。体力的にも時間的にもまだまだいけたのでちょっと悔しい。
桜川から土浦駅はすぐ。駅前のビルの名前がウララだった。ちょっとアレですね。我孫子駅の ABBY CUORE (アビイクオーレ) には負けるけど。
土浦と言えば、車の運転マナーが上品でないことで有名ですが、現地でそう感じたことは (今日のところは) なかったです。というのも、このへんの道ってとても広いし、歩道も整備されてるんですよね。これに慣れた人たちが都会の道を同じノリで走るせいで危ないのかもしれない。