高崎線徒歩 (その 1)

夏休み入ってすぐの土曜日だった 8/8 は高崎線。まずは高崎から籠原まで。線路の距離で 33.7 km 、歩きの距離で 38.9 km 。

朝一で高崎駅。GW ぶり。青春 18 切符を使ってみた。高崎は距離的には遠いけれど、線路がまっすぐで一時間半くらいで着くので感覚的にはそこまで遠くない。
駅の西側は繁華街だけれど、東側は広々としたオフィス街。東側の大通りを南下して、跨線橋を上ると、高崎車両センターの高崎支所とか操車場とかが見下ろせる。朝なせいか電車はあまりいなかったけれど、見下ろせるのはよい。
新後閑町交差点で左折する。ビルはなくなって、田舎風情になる。ほぼ道なりに 1 時間半ほどずうっと歩く。倉賀野宿の本陣跡とかを過ぎ、倉賀野駅入口の交差点で曲がって、倉賀野駅に到着。八高線が分岐する駅だけれど、小さくて田舎な駅。田舎の分岐駅というと友部駅だけれど、友部は昔栄えてたのが寂れた感じで、倉賀野は昔からずっと田舎だった感じ。こっちのほうが良い。
夏だから暑い!駅から離れて国道に出ると、郊外型の店がいろいろある。駅よりこっちが町の中心っぽい。ここから国道沿いに歩く。
跨線橋から日本オイルターミナル高崎営業所を見下ろす。タンカーばっかりで目新しい風景。新柳瀬橋で烏川を渡り、藤岡市に入る。道を外れて跨線橋にのぼり、北藤岡駅側の小野信号場を見下ろす。こんな風に見下ろせる信号場はとてもよい。
また国道沿いにひたすら歩いて、再度高崎市に入る。ここは飛び地らしい。工場が多い。そして新町駅今市駅風の駅前で、広くはないけれど噴水とか整備されていて感じがいい。
日が翳ってきたので暑さが減ってうれしいが、雨が怖い。また国道沿いを歩いて、神流 (かんな) 川を渡る前で埼玉県上里町入り。神流川はとても河川敷が広く、草木でうっそうとしていた。神流川は南から北に流れて直感に反するけれど、北側に利根川があるのでしょうがない。
埼玉に入ると急に歩道の整備状況が悪くなる。栃木から埼玉に入ったときも同じように感じたなあ。とても郊外型のどでかくいろんな商業施設の入ったイオンなどを横目に、国道を歩きまくる。神保原 (北) 交差点で国道を外れて、うにょうにょいったら神保原駅。北側はいろいろ店があったけれど、南側は開発中な雰囲気だった。
線路沿いの道をずーっと歩く。ずっと住宅街。まっすぐだけど長すぎて突き当りが見えない。最近こういう道をあまり歩いてなかったなあ。
突き当たりはほぼ本庄駅だった。北側はちょっと道がごちゃごちゃしていたけれど、南側は開けていた。ご飯どころを探したけれど、駅前のデパートみたいな建物はパチンコ屋で、ぱっと見つからなかった。駅から少しはなれて、ベルク内のマックでご飯。
ベルクを出ると若干雨が降り始めていて、どきどきしながら進む。しばらくは住宅街。そのうち人里はなれた雰囲気。雨はとりあえず収まった。深谷市に入り、変電所の前を通って、また住宅街。ずっと住宅街で、やっと岡部駅。どの駅間も長い。駅前が駐車場で、駅前の建物が低い辺りが、田舎の温泉街みたい。
線路横の川の横の道を歩く。ここも相変わらず住宅街。歩道はないけれど木陰の雰囲気の良い裏道を歩いていると、いきなり深谷駅の目にきつい駅舎が現れる。なんかラブホテルみたいな。後で教えてもらったところによると麻帆良学園だったらしい。北口駅前はよく整備されていたし、人も結構いた。この日は熊谷で花火大会があるらしく、浴衣の人も多い。
深谷駅を出ると、ついに雨が降り出してしまった。傘を差して歩くものの、かなりきつい。線路沿いの道をずーっと歩いて、ずーっと歩いて籠原駅。着いた頃には雨がやんだけれど、結構ぬれてしまったのでここで終わり。残念。


雨降った後なのに熊谷花火大会は決行したらしい。根性あるなあ。

夏休み前半はもっと歩くつもりだったのに、雨に阻まれて歩けなかった。後半は帰省。