川越線徒歩

毎週土曜日は歩く日。先週は川越線を歩きました。高麗川駅から川越駅を通って大宮駅まで。7 時半から 17 時前まで。歩きの距離で 37.2 km 、線路の距離で 30.6 km 。

高麗川駅八高線川越線の分岐点で、要所そうなわりにはしょぼかった。事実上一体化している八高線川越線にとっては、ただの停車駅に過ぎないんですかね。国鉄風の駅舎でいい感じ。寄居駅越生駅もそんな感じだったので、八高線は楽しみだなあ。
なるべく線路沿いを歩くためにあぜ道のような道を結構進むと、駅舎が無駄に立派な武蔵高萩駅。駅前のさくらが散りかけですごかった。
県道沿いにもくもくと歩いて、日高市から川越市に入り、またもくもくと歩いて、笠幡駅。なかなかしょぼくてよかった。
同じように県道をひたすら歩いて、的場駅。これもなかなか。
入間川を渡って、だんだん街になってきて、西川越駅無人時用の乗車駅証明書の発行機があった。
そして川越駅。駅周辺は普通に栄えている。昼時に川越駅に来たことはなかった。ここでごはん。ちなみに川越線を端から端まで走る電車は今はなくて、事実上、川越駅の東は埼京線、西は八高線みたいになっているらしい。
川越駅を少し離れると、畑だらけ。ときどき車がぶっとばしてくるのが怖い。あと飛行船を見た。そこを抜けると南古谷駅。道の行き止まりにある、夕暮れの似合いそうな駅。
荒川を渡るために迂回して、渡るとさいたま市西区いり。初の西区。これでさいたま市の全区をコンプリート。
しばらくいくと指扇駅。「さしおうぎ」と読む。いたって普通の駅だったけど、名前がものすごくかっこいいと思った。
川越線最短駅間 (1.4 km) をさらっと歩いて、今年の 3 月にできたばかりの西大宮駅。駅周辺は絶賛区画整理中だったけど、利用者はちらほらいた。
大宮に近づくにつれ、徐々に街になってくる。古い商店街の街並みの中にある日進駅。工事中で残念だった。
ニューシャトル鉄道博物館や JR の車両センターの脇を歩く。車両センターの塀には車両の名前と写真と解説がいっぱい書いてあって面白かった。
と言っているうちにゴールの大宮駅。川越はその周囲と比較すると大きいけど、やはり大宮の方が圧倒的に大きいなあ。


西が田舎で東が都会 (川越除く) というあたりが、埼玉県の縮図のような路線でした。そんな埼玉には高崎線八高線東武伊勢崎線系・西武系がまるまる残っていて、これからもまだまだ歩きます。