東西線徒歩

土曜日は東西線を歩きました。中野駅から西船橋駅まで。線路の距離で 30.8 km 、歩きの距離で 36.0 km 。

中野駅からスタート。なんかくさかった。
線路沿いに歩くと、なんか奇声を発する変なおばさん (おばあさん?) が後ろを歩いていて怖かった。早稲田通りに出る頃にはいなくなった。
落合駅中野坂上駅に似た感じで、大通りと大通りの交差点にあった。
小滝橋神田川を渡って、しばらく道沿いに行くと高田馬場駅。何回も来てる気がしたけど、山手線から二度目だった。
引き続き早稲田通りに歩いて早稲田駅。早稲田の学生がうようよしていた。
丘っぽい地形と、古いけど上品で少しノスタルジックな感じの町並みが、牛込っぽい。次は神楽坂駅。細い道と住宅街の中にひっそりと入り口があった。
ここまでが山の手。ここから下り坂。古そうな商店街を抜けて、飯田橋駅前の交差点まで一気に下る。どでかい交差点をわたって、JR 飯田橋駅の南側に抜けたら東西線の入り口がある。
飯田橋を過ぎるとビル街になってくる。靖国通りの辺りで九段下駅
九段下を越えると皇居のお堀が見えてくる。そのうち竹橋に着いて、同じところに竹橋駅。えらそうなビルが優雅に建っているゾーン。高速道路を隔てた NII の裏みたい。
半蔵門線で歩いたのと同じように歩いて、永代通りに入って皇居から離れたところで大手町駅。とてもビル街。
大手町駅で地下をずっと歩いて、地上に出て交差点を 1 つわたったらすぐ日本橋駅。日本橋駅を出るとまたすぐ茅場町駅。全部ビル街。この辺は駅間が短い。
隅田川を渡ると下町になってくる。清澄通りとの交差点で門前仲町駅。お店が多く、にぎわっていた。
引き続き永代通り沿いに歩いて、木場駅東陽町駅、南砂駅。道は比較的区画整理できてる感じなんだけど、この辺りは何かきな臭い雰囲気。なんだろう。あまり歩行者がないのと、ゴミが落ちてるせいかな。
南砂駅を越えると雰囲気が変わり、新しめのマンションが増えてきた。荒川・中川を清砂大橋で渡ると、東西線が地上に出てくる。この先はずっと地上。
西葛西駅葛西駅は意外にひろびろとした駅前で、総武線にあった感じの雰囲気。周辺は下町だけれど、道はわりと広いし、入り組んでないので、雰囲気が悪いということはない。と思った。
葛西駅を出ると旧江戸川を渡るために北側の浦安橋まで線路から離れる。浦安橋の辺りはとても印象的。中州のような位置にある妙見島に降りるために橋に穴が開いているし、工場とゴミ収集車だらけで退廃的な雰囲気が漂いまくる妙見島とか。
渡り終えると千葉県浦安市で、すぐに浦安駅。大通りから少しだけ離れたところにあって、道や建物に対して斜めに駅舎があって、なんだかややこしかった。東側は小さいけれどターミナルな広場があって駅っぽかったけど、西側は道沿いに入り口があるだけで地下鉄の駅みたい。いや地下鉄なんだけど。
この先は少し田舎くささが出てきた。南行徳駅行徳駅妙典駅と、千葉の下町っぽい駅が続く。
妙典駅では浴衣を着た人が多くいて、駅のマックが便乗商売しようと必死に呼び込みしていた。調べてみると花火大会があるらしい。うーん。
妙典駅からは江戸川のために大きく迂回。東西線の橋からは 1 km くらい北西にある新行徳橋を渡る。河川敷に人が集まっていて、花火はこの辺からみえるようだ。歩き終わってから行くことに。
橋を渡ると、交通量は多いけれど歩道が整備されていない道を歩く。千葉っぽい。住宅街から商店街に変わったあたりで原木中山駅。微妙に難読。花火大会のせいか、駅周りの細い道に人がいっぱいいた。花火大会のために急いでいたのでささっと次の駅へ。
京葉道路を原木インターチェンジの辺りで渡る。インターチェンジの出入り口の複雑な道をかいくぐるように歩道が設置されていてとても面白かった。でもわかりにくい。
後はすぐに西船橋駅でゴール。これで 4 度目の来訪か。でもまだ東葉高速線が残っている。この駅は人が多くて、どうにも治安がよくなさそうな雰囲気を感じてしまう。


東西線は都心を東西に横切る路線ですが、これと言ったランドマークや見所はなく (皇居くらい?) 、地味な路線でした。けれど中野、山の手、都心部江東区の下町、江戸川区の下町、千葉の下町と、東京近郊の生活の縮図のような感じはしました。なんというか、マニア向け。
東西線が終わった後は、西船橋駅でおちょぼ鯛やきなる菓子を買って、妙典駅に行き、市川市民じゃないのに市川市民納涼花火大会を見て帰りました。横浜の花火 (神奈川新聞花火大会) より空いていたのがよかった。まあ大分遠くから見てたからだけど。