銚子電気鉄道線徒歩

2 日目 (9/20) は銚子駅から犬吠駅を通って外川駅まで、銚子電鉄を歩きました。線路の距離で 6.4 km 、歩きの距離で 8.9 km 。短いので他にも歩いたことのある人はいそうですね。

銚子電鉄銚子駅は JR 銚子駅のホームの端っこにこっそりあった。
駅を出て、跨線橋に登って銚子電鉄のホームを見下ろし、また駅前に戻って駅を離れる。運動会をしている小学校の横を通って、ほのかに醤油の香りが漂う街を抜ける *1 と、すぐ仲ノ町駅。いい感じの木造駅舎。駅前の白いワゴンが駅前に陣取っていて邪魔だった。wikipedia の写真でもいるので、住人か何かの車なのかな。
仲ノ町駅を出るとすぐに桃鉄のボンビーと猿の石像があって、「貧乏が去る」とか書いてあった。銚子電鉄にはこういう像が 3 つあるらしい。
線路沿いに歩くとすぐ観音駅。なんだか無駄に立派な駅舎。なんか知らないけどたい焼きが有名らしいので買って食べる。
坂を上って、住宅街を縫うように進むと、本銚子駅の上の跨線橋に出る。渡って回り込んで本銚子駅。簡易な木造駅舎で、無人駅。駅だけ見たらなかなかな雰囲気。
次の笠上黒生駅は、本銚子よりはちゃんとした木造駅舎だけど、やっぱりしょぼい。電車がすれ違ってタブレット交換していた。あとホームに「貧乏をトリ」があった。
次の西海鹿島駅は、ホームと待合室だけの非常に簡素な駅だった。
海鹿島駅はもうちょっとだけちゃんとした駅舎があった。でもなんか生ごみか何かが捨てられていてくさかった。名前の由来が書いてあって、鹿が (略) というわけでアシカになった地だからだそうな。
海鹿島駅は関東最東端の駅らしい。関東沿線歩きの範囲で他の端を考えると、西は文句無く韮崎、北は黒磯、南は伊東、で一応これでコンプリート? あ、いや北はいわきまで伸びたんだった。
ここから駅間が急に長くなった (ように感じた) 。次の君ヶ浜駅無人駅。昔はゲートがあったらしいけど、撤去されたそうで柱が 3 本あるだけだった。
犬吠駅は、

白を基調とし、絵タイルの貼られたポルトガルの宮殿風建築の駅はその美しさが評価され、1997年に関東の駅百選の第一回選定26駅の一つに選ばれた。

wikipedia:犬吠駅

らしいけど、遠くから見たら安っちいラブホテルにしか見えなかった。駅は今までの中で一番活気があって、ぬれ煎餅の実演販売とかしていた。ぬれ煎餅というとなんとなくしわいイメージですが、焼き立ては普通のパリっとした煎餅だった。あと「貧乏がイヌ」があった。
そして終着駅の外川駅。周りの写真を撮ったらちょうど列車が発車する時間になったので飛び乗って終わり。
この日はそのまま銚子経由で成東まで移動し、東金線に続く。

*1:休日なので、銚子名物のヤマサ・ヒゲタ醤油工場は動いてない。動いていたらもっと香るのだろう。