伊東線徒歩

東海道線に続いて、伊東線を歩きました。熱海駅から伊東駅まで。10 時すぎから 16 時半までの 6 時間半ほど。線路の距離では 16.9 km ですが、トンネルによるショートカット多数なので、歩いたら 25.3 km でした。

熱海駅を出て、アップダウンのある町を縫うように進むと 20 分ほどで来宮駅です。駅舎にツバメの巣がいっぱいありました。
そこから一気に位置エネルギーを解放して海沿いに出た後、また登って錦ヶ浦トンネル。非常に狭くガードレールのない歩道を歩きます。かなり怖いです。
このトンネルの上には熱海城があります。昭和に観光用に築造したものだそうで、見晴らしはよさそうですが風情はありません。色鮮やかなコンクリート製。
ここから海を見晴らしながら 1 時間以上歩いて、上多賀の交差点で脇道に入ります。結構な急斜面を登ると伊豆多賀駅。駅前の商店でおっさんが寝てる以外は誰もいません。いい感じです。青梅線の青梅以西の駅みたいです。
海沿いを歩いて、割とすぐに網代駅。駅に猫が住み着いていました。
ここから伊東線はトンネルでまっすぐ宇佐美駅に向かいます。でも歩行者は海沿いに大きく迂回しなければなりません。新網代トンネル、立岩トンネルを抜けて、うねる山道を進み、御石ヶ沢トンネルと新宇佐美トンネルが現れます。これらのトンネルには迂回路 (というかトンネルができる前の旧道) があるのですが、御石ヶ沢トンネルの旧道は崖崩れでも起きたのか、道がむちゃくちゃで歩けませんでした。新宇佐美トンネルの旧道も草木がエクスデスのように道に迫っていましたが、かろうじて通れました。が、おすすめしません。
この後、歩道のない下り坂をいそいそと下り (崖なので怖い) 、海に来たところで宇佐美駅に着きました。修学旅行生がうようよしていました。
宇佐美駅から海沿いに戻り、遠くに見える伊東へ行くならハトヤを目指して歩き、そこを超えて、また歩くと伊東駅。さすがに熱海駅よりは寂しい感じですが、それなりに人がいました。


この後伊東線伊豆急行に直通しますが、当面は対象外ということで。残る南西地域の路線は箱根だけになりました。