西武秩父線徒歩

9/26 (土) には、西武秩父線を歩きました。普通は西武秩父駅から飯能駅西武秩父線と呼ばれますが、今回は定義通りに、西武秩父駅から吾野駅まで。線路の距離で 19.0 km 、歩きの距離で 24.1 km 。

8 時半に西武秩父駅からスタート。駅前は大きなバスターミナルで開けていて、山がよく見えた。今日は峠越えがあるので食料を買う。ミスタードーナツに寄りたかったけれど 9 時開店だったので諦めて進む。
が、間違えて秩父鉄道沿いに歩いた。影森駅の近くまで行ってしまい、引き返し。9 時半に西武秩父駅からやり直し。そのおかげでミスタードーナツに寄れた! でもオールドファッションがなくてがっかりした。
国道 299 線沿いを歩く。今日は主にこの国道を歩く。町中を 30 分ほど歩き、秩父市を出て横瀬町に入り、横瀬駅。山小屋っぽさを演出した駅舎だけど古くはなさそうだった。ハイキング風の格好をした親子連れがいっぱいいた。
駅を過ぎて国道に出て、横瀬川を見ながら歩く。きれい。紅葉の時期に来ればよかった。たまにトンネルとトンネルの間に電車が見える。
1 時間ほど歩くと、ででんと「道の駅果樹公園あしがくぼ」があり、観光客でとてもにぎわっていた。その裏の山にこっそりと芦ヶ久保駅。こっちにはほとんど人がいない……。
芦ヶ久保駅を出て、ひたすら歩く。といってもほとんど歩道があった (と思う) ので危険ではなかった。一回小さなトンネルを迂回して、信号につく。その先は正丸トンネル。一応歩道 (50 cm ほどの幅の段差) があるものの、トラックびゅんびゅんで怖すぎるので迂回して峠越えのルートを目指す。
正丸峠なら舗装された道があるんだけれど、かなり遠回りなことと、イニシャル D で有名な走り屋さんの聖地らしくて怖いので、旧正丸峠を目指す。
ここからが今回の山場。砂利道になり、草ぼうぼうの道になり、手すりがなくなり、道しるべがなくなる。沢っぽいところに出たときが一番難しかった (ちょっと登ればぎりぎり道しるべが見えた) 。旧正丸峠自体はそこそこハイキングされているみたいけれど、こちら側を登り降りする人は少ないみたい。
あとちょっとで峠、というところで道を間違えて、藪を這い登ってしまったけれど、なんとか峠に着いた。降りるほうはわりとよく踏みならされていて降りやすかった。旧じゃない正丸峠に続く車道に出て、また山道を降りる。多くのハイカーはさっきの車道を車で来るのか、こっちの山道はあまり人が通ってない様子で、結構な急斜面だった。
山を下り終えると人家が現れて、そのうち国道に出て、正丸駅。すごく閑散としていた。14 時ごろ着いて、前の駅からは約 3 時間だった。
あとはもう国道沿いに下るだけ。青梅線によく似た雰囲気。西吾野駅吾野駅、で終わり。


吾野駅まで行けば後は冬でも歩けるかと思っていたのだけど、まだ結構山深い感じだったので、飯能駅までは早めに行くべきかも。