東武東上本線徒歩 (その 1)

土曜日に、東武東上線を歩きはじめました。埼玉県北西部から池袋駅を目指します。今回は寄居駅から高坂駅まで。7 時半から 17 時半まで。線路の距離で 28.8 km 、歩きの距離で 35.7 km 。

東武東上線を選んだのは久々に田舎が歩きたかったので。なかなか期待通りの田舎でした。
寄居駅は JR 八高線秩父鉄道との乗り換え駅ですが、わりと寂しい感じの駅前でした。東武の終着駅は伊勢崎駅東武日光駅新藤原駅を見たことがありますが、どれも終着駅って感じですね。
そこからほんのちょっと歩くと玉淀駅。単線にホームが片面で、とても田舎な感じ。まあ秘境とかではぜんぜんないけど。
橋を渡るために大きく迂回。岩がごろごろしていて景勝地みたいな川だった。しばらく歩くと鉢形駅。普通の駅。後で知ったけど駅前の道は埼玉県内最短の県道だったらしい。
田んぼばかりになって人家がなくなり、また人家が出てきたころに男衾駅。古い感じの駅舎がいい感じ。あとおぶすまという音の響きがすごい。
そこから線路沿いに山越えをする道があるはずだったけど、なんか大規模な宅地開発の工事が行われてて通れなかった。しょうがないので国道沿いに大きく迂回。トンネルの真ん中に寄居町と小川町の境の表示があった。ずっと行って線路沿いに戻ると、そのうち東武竹沢駅。トイレを借りた。
JR 八高線を渡って、また国道沿いに。八高線東上線が並ぶ横を歩いて、小川町駅。この日初めてそれなりににぎわってる駅だった。
国道に戻って、道の駅おがわまちに寄り道して、坂を上って、小川パークヒルとかいうニュータウンを通り抜け、国道に戻ってちょっと行くと東上線と交差する。この辺が嵐山信号場、のはず。信号はわずかに見えたけど、残念ながら単線から複線になるところは見えなかった。
そこからすぐ嵐山町に入り、ベイシアによって KFC でごはん。
なんか道端に玉が落ちてたのを飛廉さんが蹴ってみたら、ボーリングの玉だった。埼玉では道端にボーリングの玉が落ちているのかあ。などといってるうちに住宅街になり、武蔵嵐山駅。住宅街によくある感じの橋上駅で特に面白くない。
そこから住宅街が続いて、つきのわ駅森林公園駅も同じ感じ。特に面白くない。あ、森林公園駅の前に車庫があったのが丸見えでよかった。
さらに住宅街を歩き続けて、ちょっと昔風の商店街を抜けると、東松山駅空気を読まないおしゃれな駅舎 (東口) が、なんともいい感じだった。
国道沿いにありがちな郊外風の町並みが続いて、沈む夕日を呪いながら歩く。太陽の端っこが山にかかったら、沈みきるまでは約 3 分なのです。まあ沈みきってもいきなり真っ暗になるわけじゃないけど。
そんな感じで、高坂駅。まあ住宅街によくある感じの大きめの駅だった。日が暮れたのでこの日は終わり。しかし一番大変なのはこの辺から家に帰るまで片道 2 時間かかることだろうか。