信越本線徒歩

GW だったので、泊りがけで歩き。4/30 (木) には信越本線を歩きました。横川駅から高崎駅まで。8 時半から 17 時半まで。線路の距離で 29.7 km 、歩きの距離で 32.8 km 。

3 月に Suica 範囲になったばかりの信越本線。始発に乗ったとは言え、横川駅に 8 時過ぎという意外に早い時間に着けることにまず驚いた。
横川駅といえば峠の釜めしおぎのやが開くのを店の前で待っていたら、開店の 8 時半より前にお店の人が開けてくれた。峠の釜めしを 2 個購入。釜だけで 1 個 725 g なので、この日は 2 kg 程度の重しを背負って歩くことに。
電車でずっと寝てたら体調を悪くしたのか、頭痛がひどかった。いびつな形をした山々を背に、中仙道をひたすら下る。1 時間半ほどして西松井田駅。北は駐車場と広場、南はなんか工場。普通の田舎駅。人は駅員さん以外ほとんどいなかった。
そこから線路沿いに 30 分程度歩き、碓氷川を渡り、高台に上ると松井田駅。こっちも駅員さん以外人影なし。跨線橋が仕切られていて、改札外と改札内がひとつの橋でまかなわれていたのが印象的。
線路の南側をひたすら歩いて、1 時間半したら磯部駅。とっても寂れた温泉街という感じだった。聞いたことなかったしなあ。まあカレンダー上では平日だったからかもしれない。磯部駅峠の釜めしを食べる。うまい。食べてもなお 1.5 kg 弱の釜 2 個は残る。ちなみに、1 kg ほどあるでっかい道路地図も背負っている。
田園の中の道をひたすら、また 1 時間半ほど歩く。ずーっと田園で、駅に近くなると急に街っぽくなって、安中駅。なんとなく山梨市駅に似ていた。駅南側の東邦亜鉛の工場が、山の斜面にへばりついた要塞みたいで非常にかっこよかった。
郊外風の道を、また 1 時間半ほど歩くと、群馬八幡駅。駅舎が新しく、だいぶ街風の駅になってきた。
烏川を渡るために迂回があったけど、1 時間程度で北高崎駅。なんとなく千葉にありそうな感じの駅。平日の夕方なので学生だらけだった。
後は街中の道を歩いて、高崎駅。よくある田舎の中心駅風で、なかなか大きい。宇都宮駅には及ばないものの、小山駅くらいはあると思う。前橋駅より大きいと思う。高崎駅に関して特筆する点としては、駅周辺にゴミがない。自転車置き場の裏とかトイレの横とか、いかにもゴミがたまってそうなところにもない。市民の意識が高いのか清掃業者がすごいのかは知らないけれど、すばらしいことです。

まとめると、峠の釜めし、山くだり、田園、きれいな高崎駅、という印象の路線でした。よい路線。