上越線徒歩 (後編)

1 日休んで (といっても土合駅見学したり横川駅でアプトの道を歩いたりしていたのだけれど) 、5/3 (日) に上越線の続きを高崎駅まで歩き終えました。8 時半から 17 時半まで。線路の距離で 30.5 km 、歩きの距離で 35.8 km 。

津久田駅からスタート。山の田舎って感じの場所を 30 分強歩いて、敷島駅。妙に新しい駅舎が似つかわしくない。
同じように山の田舎を歩き、いちご畑を抜けて (いちご狩りの客でここだけは人がいた) 、田舎にありがちな無駄に立派な橋をくぐり、地元土建業者へのばらまきに違いないなどと勘ぐりつつ、利根川まで降りると急に街になる。住宅街を少し抜けると渋川駅。なんか変わった電車となんか鉄道マニアがいっぱいいた。駅舎で調べたところ、DL みなかみ号なる電車だったらしい。駅舎自体は工事中で残念。駅周辺もそれなりに人がいてにぎわっていた。SATY のマックで早めの昼ごはんを食べる。
ここからはたまに田んぼがあるものの基本的には町中で、消化試合という感じ。といっても各駅間はだいたい 1 時間前後かかる。田んぼや住宅街などを抜けつつ、八木原駅群馬総社駅。どちらも国鉄風の趣深い駅だった。新前橋駅両毛線のときに来ていて、跨線橋から見下ろせる運輸区がいい感じ。井野駅は住宅街の中にある国鉄風の古い駅。高崎問屋町駅は新しい駅なので、広い駅前ターミナルとどでかい橋上駅舎。高崎駅のちょっと前くらいで DL みなかみ号が帰ってくるところを写真に撮りつつ、高崎駅にゴール。

上越線は、岩本駅津久田駅の間が危なかった点以外は、とてもいい路線だった。最後がきれいな駅だとだいぶ印象がいいですね。上越線自体は水上駅から北があって長岡駅までいけてしまうけれど、水上駅より北は電車が 1 日 5 本のど田舎なので、Suica 区間が延びるのは先だと思う。先じゃないかな。先がいいな。特に土合駅土樽駅の間には、登山者が何人も死んでる谷川岳があるのでとても怖い。


さて、今回の一連の歩きで目標範囲の 50 % を越えました。ここまで 2 年。あと 2 年のうちに Suica 区間が延なければ、全部歩けるかなあ。