内房線徒歩 (その 1)

先週の土曜日は RubyKaigi で歩けなかったので、昨日は長めに千葉の内房線を歩きました。蘇我駅から君津駅まで。8 時半すぎから 20 時までの約 11 時間半。線路の距離で 38.3 km 、歩きの距離で 45.7 km 。

常磐線をのぞいて初の千葉歩きでした。第一印象は、溝や川の水が汚かったこと。今まで見た中で一番汚かったかも。この辺は京葉工業地域らしいですが、なんとなくそれは原因ではなくて、生活排水を垂れ流してるような気がしました。がんばれ市原市
五井駅を過ぎると栃木級の田舎町になり、駅間が今までの倍くらいになりました。
姉ヶ崎駅では駅にあった「不良の町 姉ヶ崎へようこそ」という落書きが印象に残ってしまいました。別に不良の方々は見かけませんでしたが。あと姉ヶ崎駅の周りで姉ヶ崎 (あねがさき) という地名・表記は見かけず、姉崎 (あねさき) ばっかりでした。
その後、今までは路側帯の雑草がそれなりに刈られていたのに、袖ヶ浦市に入った瞬間に草がぼうぼうになって危険になりました。袖ヶ浦市は財政が厳しいのかなあなどと話してましたが、後で調べると浦安市、成田市に次いで千葉県内第 3 位らしいです。まあ、普通の人は歩かないとこなので、草刈りしても無駄金かも。
長浦駅では駅名の看板が旧式でした。袖ヶ浦駅では改札が 1 箇所しかありませんでした。巌根駅はひなびた商店街がいい感じでした。なんか内房線っぽい。
巌根駅を出て少し行くと、なんか廃線っぽいものが現れました。後で調べると木更津自衛隊への引き込み線だったもののようです。地元のおじさんの専用ゴルフ練習場となっていました。
木更津駅はわりと普通の都会でした。東京湾アクアラインを走るバスの終点なので今後もお世話になりそうです。Suica の対応範囲ではないけど、なぜか有名な久留里線もあるし。
そこから少し進むと、「しょう、しょう、しょうじょうじ」で有名な證誠寺がありました。木更津にあったんですね。知りませんでした。というか実在する寺だと思ってませんでした。
後はふらふらと坂道を登り、ニュータウンっぽいところをずーっと抜けると、君津駅。暗くてよくわかりませんでした。


現時点で Suica の使える範囲はこの君津駅までですが、来年の春にめでたく内房線外房線が全区間東京近郊区間となり、Suica で千葉が一周できるようになってしまう予定です。続きはその後で。